高齢出産からの子育て応援ブログ

高齢出産からの子育てに挑戦している方を応援するブログです。

高齢出産で産むメリットって何でしょう?

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高齢出産のリスクや危険性、また体力的なことを考えるとデメリットの部分がクローズアップされがちですが、年を重ねたからこそのメリットも沢山あります。

 

若いうちに出産をすることは体力的に優位性はありますが、高齢出産となる年齢の人の方が、社会での様々な人生経験を沢山積んでいるのです。もちろん、子供の対する考え方も20代の頃と変わっているはずです。

 

20代のうちは仕事も遊びも一生懸命で先のことなど考えていないという人も多いのではないでしょうか?20代で結婚している女性でも、あえて子供はまだ作らないと決めているご夫婦も多いと思います。

 

30代になる頃には、仕事にも責任感が生まれ、精神的にも金銭的にも余裕が生まれてくる時期でもあります。女性には子供を産むタイムリミットがありますが、あえて高齢出産で子供を産むことを決めている方も多いのも事実です。

 

高齢出産は精神的にも金銭的にも余裕があるので、安心して妊娠から出産、そして育児を行うことができるわけです。

 

また、イギリスの研究機関の調査によると、母親が20歳の子供のほうが、40歳の母親をもつ子供よりも、社会的発達の問題を抱えてしまう場合が多かったそうです。また、母親が高齢になるほど子供の語彙力(ごいりょく:言葉の使い方や表現の仕方)が増す傾向も明らかになったそうです。

 

高齢出産をした方は女性として、社会人としての経験値を子供の教育にも活かしている方が多いのでしょうか?

 

若い頃に仕事も遊びも全力で打ち込み、35歳を過ぎてから高齢出産を行うという人は、これからも増えていくでしょう。高齢出産にも十分にメリットがあるのです!

高齢出産化が進んでいる?20代による出産減少と30代以上による出産増加

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厚生労働省が発表している人口動態調査を見ると、平均初婚年齢が上がり、それに伴い出産年齢も押し上げられていることが伺えます。

 

さらに2006年以降になると、20代による出産減少と30代以上による出産増加という傾向が強く、全体の出生率も高齢出産化が進んでいることが確認できます。

 

女性の社会進出が進む今日では、こうした傾向はさらに増加するのではないかと思われます。

 

ただし、高齢出産に関しては母親の心身にかかる負担なども合わせ、さまざまな問題が指摘されているので、30代になって妊娠や出産を考え出したら高齢出産に備える事が大切です。

 

赤ちゃんが欲しいと思った時に直ぐに妊娠出来るとわけではありません。

 

高齢出産と呼ばれる年齢になっているのに、「そのうち妊娠するだろう」という考えでいると、あっという間にタイムリミットを迎えてしまう場合もあります。

 

そのためには、毎日、基礎体温をつけて排卵日や月経を確認するという事も大切です。同時に毎日の生活習慣や食生活を見直して妊娠しやすい体づくりをしておくことも忘れてはいけません。

 

高齢出産の人は妊娠しずらいとも言われていますので、自分の身体を知るという事と、婦人科で不妊検査と呼ばれる子宮や卵巣のチェックを行うこともおすすめです。

 

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高齢出産の準備は健康な体づくりから!覚えておくべき3カ条とは?

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高齢出産になる35歳以上の人は、妊娠から出産まで乗り切れる健康な体づくりを心掛けるようにしましょう。

 

妊娠から出産まで約10か月という長い期間が必要になるので、それなりの体力や気力が必要になります。


若い時の頃を比べると確実に体力は落ちていますし、高齢出産ということで精神的な不安も大きくなってきます。

 

太りすぎの人は妊娠中毒の危険性が高まると言われていますし、痩せすぎの人は流産の危険性が高くなると言われています。
そうしたリスクを乗り越え高齢出産を無事に乗り切るには、何よりも事前の準備が必要なのです。

 

まずは、充分な睡眠時間を摂るなど不摂生な生活を改善し、栄養バランスを考えた食事を摂るようにしましょう。規則正しい生活習慣が健康な体づくりの基本となります。

 

また、食事だけでは摂りづらい栄養素はサプリメントで補うようにしましょう。
とくに妊婦さんに必要な栄養素として厚生労働省が推奨している「葉酸サプリ」は欠かせない栄養素です。他にも「ルイボスティー」や「たんぽぽコーヒー」が有名ですが、最近では冷え性を改善し母乳が出やすくなるという「あずき茶」も人気です。

 

そして、適度な運動も大切です。ただし、日常的に運動をしている方を除いて、あまりハードな運動はかえって体を壊すことになるので、ヨガやピラティスなど軽めの運動がおすすめです。

 

以上、高齢出産の準備3カ条を心がけ、高齢出産に備えるようにしましょう。

 

ちなみに、子供を望んでいるにもかかわらず、1年以上妊娠しない場合は他に問題がある可能性があるので、不妊検査が必要ということも覚えておきましょう。不妊検査に関しては別の記事をご参照下さいね。

 

 

高齢出産の年齢は35歳ですが、本当に大切なのは○○○年齢!

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1992年以前は高齢出産の年齢は30歳以上の人を言っていましたが、現在は35歳以上の初産の場合を指すようになりました。

 

医療の進歩による出産リスクの向上と、高齢者の寿命が伸びたことも高齢出産の年齢が引き上げられた理由と言われています。

ただし、この先の社会は医療の進歩がますます進み、寿命も長くなると予想されますので、高齢出産の年齢も上がっていくことが予想されます。

 

ちなみに日本で高齢出産の最高記録は60歳ですが、この年齢を超える超高齢出産の人が現れるかもしれませんね。

 

また、高齢になると妊娠中や出産時に様々なリスクが生じる可能性が高くなります。主なリスクというのが妊娠中の流産や子供のダウン症と言われています。そのことから高齢出産に不安を抱く人も少なくありません。

 

ただし、20代の人でも流産やダウン症のリスクが全く無いわけではありませんし、40代でも健康な赤ちゃんを授かっている大勢いるため、単に年齢だけでリスクが高いと決めつけてしまうのは良くありませんね。

 

健康な赤ちゃんを授かるためには、実年齢よりもカラダ年齢を若くしておくことが何よりも大切なことだと思います。

 

健康な体づくりを心がけ、高齢出産に備えるようにしましょう。